ビデオ

先週末飲んだ後にせっかく渋谷まで出てきたのだからとツタヤでビデオを借りた。
帰ってきて借りてきたものがジョン・ウォーターズ2本だったので
ああ、俺は飲んだんだなあ、と実感できるセレクションだった。


まあいいかと昨日ビデオデッキに入れようとしたら入らなかった。
ジョン・ウォーターズのビデオは他のビデオより少し大き目に作られているのだろうか。
良識者がツタヤの目を盗んで一回り大きくしたのだろうか。
すみませんがぼくはばかでかまいませんのでジョンウォーターズのビデオをおおきくしないで。


クレームを言ったところで在庫は1本だけなので代わりはないだろう。
悔しいなあ。


大きめに、とさんざ書いたがビデオデッキに入ることは入るのだが
ここからスッと下に入っていきますよーというタイミングで
やっぱりムリーって
おえ〜ってビデオデッキが吐き出してくるんだ。
やっぱり私、ウォーターズはムリ〜って。
その後煙を吐いた。(これは嘘だ。)
だから大きいっていうのとは違うかもしれない。(もしかしたら大きいのかもしれない。)
けれど大きいっていうのはおもしろい。


童貞にアダルトビデオを一回り大きくしたものを与えてみよう。
デッキに「ガッ。」という音をたててつっかえるさま、
童貞ががっかりするさま、
を想像すると何か愉快ないたずらではないか。
「大きいのか…」なんてつぶやく姿を想像するだけで愉快ではないか。
鼓笛隊を指揮して現場に乗り込みたいではないか。


そういえば中学生のときアダルトビデオ借りた日は一日中そわそわしてたなあ。
あのそわそわはもう味わえないのだが大いにけっこうなことだなあ。


渋谷のツタヤは血も涙もなくて
以前プリズナーNo.6(イギリスのTVドラマ)がある!と喜び勇んで借りたのだが
第2巻が終わると次が第5巻でその次が第7巻8巻…
だったら置くなよ。


ちょっと前の祝日に近くのビデオ屋の前に行列を成していて
ゲーム機でも発売されたかそれはちょっと早いしなと思ったら
24シーズン5だとかのレンタル開始日、という貼り紙があった。
全部で120時間ですよ。
と並んでいる人に言ってあげたかったが
並んでいる人が一番そのことを身にしみて感じていただろう。
24シーズン5。
ついつい掛け算をしてしまうタイトル。
シーズンって「かける」って意味だっけ?違うよねえ。