ハッピー回帰

今日もルマンドハッピーターンのことばかり考えてた。
ルマンドは母がよく買ってきていた。
父はスーパーに行くといつもハッピーターンを買っていた。
ルマンドハッピーターン=両親なわけだ。
クイズミリオネアで50/50を使ってルマンドハッピーターンが残る問題
という状況をずっと想像していた。
もう、一千万どころではなくて、郷愁に泣いてしまうだろう。
そしてみのさんがそっとハンカチを取り出してやさしく声をかけてくれるのだろう。
「…わかるよ。」
なんて言われたらもう止まらない。
その場で突っ伏して泣いてしまうだろう。


ということで取調べ室にはルマンドハッピーターンがいいのではないだろうか。
被疑者も捜査官も全員号泣だ。


『モースのスケッチブック』という本をちらちら見ていた。
大森貝塚のモース先生のスケッチ集なんだが
最初のほうに便所のスケッチがあってそのキャプションに
「モースが絶賛する日本の便所のスケッチ」とあった。
ばかだなあ。
そういえばトイレマップのあの人も大森で働いてるわな、と思いちらちら見てたのだが
この本がモースの少年期から晩年まですべてを網羅しようと頑張りすぎていて
肝心のトイレについての言及が見つからなかった。
しかしモースについては詳しくなった。
モースの専門はシャミセンガイの研究。
モースは両手を巧みに使い黒板にスケッチをする講演で大評判となった。
モースもやっぱり富士山に感動した。
無駄に覚えた中途半端な知識を誰かに押し付けたくてたまらない。


ウェブで動画を見てた。
あふりらんぽの「あかんこのままかえさない」

関西弁で「あかん」とくれば、「かえさへん」とくるものだけど
「かえさない」と標準語になってるのが妙にリアルで好きだ。
ぼくらの世代はじいさんから聞く河内弁とテレビ語が混じって
よくわからなくなってる関西弁を使ってた。
恋人をかえさん、という状況は非リアルなので標準語になる気持ちがすごくわかる。
妙におどろおどろしい曲も好きだ。
こんな人にこんなこと絶対言われたくないとせつに願う。
確実に「俺死ぬかもしれんな」という状況だ。
ちなみにこのあふりらんぽのメンバーは「鬼」と「ピカチュー」というらしい。
これは自分の中で好きな言葉ランキングにもかなり上位にある言葉で
(ちなみに最近は「ゴリラ」が一位)
このセンスにも妙に共感を覚える。
ピカチューがいいよなあ、最高。
これだけ並べておいてもCDを買わずウェブの動画で満足しているのだから、
この人たちはかわいそうだなあと思う。
俺が買わなくても誰かが買ってくれればいいなあと思う。