ファミコン

バーベキューというファミコンソフトを考案した。
腹が減ったときにファミコンでバーベキューをするのだ。
ファミリー向けのいい商品だと思うのだがどうなのだろうか。
『ファミリーバーベキュー』。
ナムコからぜひ。


マクドナルドに喫煙室ができてよく利用するのだが、
いい感じのバカな若い人が多くてけっこう楽しい。
すぐ血液型の話をしたりとか男女でちょっかいをひたすらかけあったりとか。
気づいたことを羅列。
いやでも耳に入ってくるので会話を聞いてて気づいたのは
話をすぐ変えると急激に頭が悪くなる感じがして素敵になること。
それと気になるのはギャルサーみたいな人たちが
よくコリコリ書類を書いているのだがあれはなんだろうか。
そんときばかりは静かにカリカリ書いていて、ちょっと気になる。
イライラするときはヘッドフォンをしながら食事をすれば
ギャーギャーうるさいのも気にならなくてすむ。
しかし、頭の上を物が飛び交ったりもして、
あれは急に不快になってちょっとびっくりした。
人間にも領空権ってあるのか!って発見。


ファミコンバーベキューを考えながら映画『ゆれる』を観ていた。
すごい完成度の高さ。
キャスティングも演技も、何よりストーリー、脚本がすばらしい。
すばらしいというか隙がない。
一番川上である企画、もしくは脚本。
ここがすごいので後は流してればいい。
こういう商品を作れば川上から川下までみんな幸せになれていいなあ、
とぼんやり思っていたところで
ファミリーバーベキューを思いついた。
川下どうだろうか。
幸せになってくれるだろうか。


でもこの『ゆれる』は隙がなさすぎて大好っきとまでは言えない。
併映だった『暗いところで待ち合わせ』という邦画、
これがファンタジーっ気のある小説を映画にしたのか
無理がありすぎてトホホ感もブリバリしていた。
これは…川下のほうではえらいことになってるんではないか、
といらぬ心配をしながら、
不満も爆発させながら映画を観ていたのだが、
あれは変だったな、とか、
田中麗奈はしばらく見ないうちにぶっさなったな、とか、
そんなこと思っていたらだんだん愛らしくなってきた。
しかしあれは川上から川下まで荒れまくったやろなー、と
またいらぬ想像してた。
ファミリーバーベキューはこれになりそうだな。


ブログに書くとしたら後者のほうが絶対的に書きやすいんですけどね。
で、そっちのほうが愛らしいんですけど、売れないんすよね。
たとえば中国人俳優の主人公の顔が気持ち悪いとかかっこいいじゃなくて
阪神の井川に似ている、っていうのがすごい良かったり、
パッと見たら井川こんなとこで何してんのよ、
早よアメリカ行ってこいよ、
とそんな気分になって終始おかしかった。
細かいところを言えばもっといっぱいあるんですけど
ネタバレにもなるのでこの辺で。