フレッツ光?のCMで
香取「知ってる?このテレビも光できているんだ。」
少年「じゃあアンテナ使ってないの!?すごい!!」
というやりとりがあるのだが、
アンテナを使わずにテレビを観るすごさに気づく少年がすごい。


おれはそのすごさに気づけない。
ふ〜ん、程度なもんだ。
技術革新のニュースがあると、
え?まだ技術革新なんてやってんの?古い!
と感じてしまう。


外で音楽を聴くようになったのだが、
昔から使っているCDプレイヤーをがそごそ取り出してCDをガチャガチャ替えている。
先日の結婚パーティーで友人がipodを当てていたのを思い出した。
あれは便利なんだろうかなあ、と
ワチャワチャやっているとそういえば最近こんなCD替えている人見ないな、
と思い当たった。
おれもipod当ててよけばよかったかなあ、と思ったが、
封印していたCDプレイヤーも今使うとなると便利なものが増えていることに気づいた。
まず、ニッケル水素充電池が長持ちしてよい。
デジタルカメラを購入してから愛用している。
自分の中で次に買いたい電化製品を思い浮かべると
「あれを買ったならニッケル水素充電池があと2本必要だな」
とか
「あれを買ってもニッケル水素充電池があるからおれは便利に使えるな」
とか
非常にニッケル水素充電池を頼もしく思っている。
そして不織布というのも便利だ。
傷つきやすいCDを入れておくための布ケースなんだが、
安い、薄い、CDも傷つかない、といいことづくめで
さらに好きなCDをパパッと適当にかばんに放り込んで
出先でゴチャゴチャ入れ替えても
どのCDをどのケースに入れるかなんて悩まなくて済む。
非常に便利。
ipodを買えば一つ便利だろう。
ニッケル水素充電池も一つ便利だし、不織布も一つ便利だ。
ipodの便利さと不織布の便利さと等価値なんだから
技術革新などやっとる場合ではないんじゃないだろうか。
(環境系はしなければいけないだろうが)


と、ipodを当てなくてもよかったなあ、と結論づく。
おれが当てたのは「美尻クッション」だったのだ。