血が好きで好きでたまらない人たち

何か考え事をしにファーストフード店でコーヒーを飲んだりしてて、
近くにある大学生と隣り合わせることがしばしばで、
大声で話しているものだから会話の端っこが聞こえてくるのだけれど、
血液の話がものすごい多いのな。


おまえは何型の血液だ、おれは何型で一緒の血液だ、
でもあいつは何型の血液で、うそ、それは知らなかった、ほんとかよ?
と血液に関する十分な議論がそこでなされている。


昔に読んで手元にもなくておぼろげなんだけども、
村上春樹の昔の作品では随分と気の利いた会話をする学生ばかり出てきたように思う。
あれと対極なんだよなあ、と思いながら物は相談だが、
その村上春樹の学生の会話と、今の血液大好っき学生の会話を、
ムシキング方式で対決させてみるのはどうだろうか。


おれはそんなことに全く興味はない(勿論ムシキングは例外だが)が、
誰かおれの知らないところで適当にそんなことをやってくれないかと
おならをプープーしながら願っている。


雨が続いて湿気にあてられて毒が溜まっている。