アップダウンの移動日

日曜は移動だ、時間もあることだしバスで帰るか、と寝る。
牛の目覚ましは久しぶりに入れられた電池にびっくりしたのだろうか、
鳴らそうか鳴らさまいか悩んで結局鳴らさなかった。
おれに悪いと思ったのだと。
スカッと!寝た!と、寝過ごし、バスのチケットも無駄にし、
おはよう!朝!から、おれしねばいいのにな!に変わるまでが
実に1分くらいだったのでびっくりした。
早いよなあ。


番町皿屋敷のようなどろどろの気分で渋谷に出て新幹線のチケットを買う。
チケット屋で買い、駅に行くと台風で止まりいつ動くかわからないという。
重い荷物を引きずりチケット屋に戻るも返品はできないという。
不幸の連鎖に笑う余裕もなく、
人間不幸だと笑わなくて怒るな、という当たり前のことを痛感し、
ハチ公の交差点前にいた田中康夫長野県知事の演説にも
ひどいよ…人の気もしらないで!
とぺログって(使い方がよくわかりません!)フラフラ。


時間の確定してるバスの方がいいか、と、
またバスのチケットを窓口に買いに行くと、新幹線が動いたという。
あからさまな救済だったが恥ずかしながら本当に嬉しかった。
結果的には2万近く払って席もとれず車間で過ごして帰ってきたのではあるが、
愛の気分だった。
台風、新幹線、チケット屋、バス、目覚まし、そして田中康夫
清き一票を入れさせてください!


(こういうの書いたらまずいんだっけ。選挙法的に。)


人間は飴とムチで簡単に落ちるなと思ったのだが、
先に飴で後にムチ、で終わり、だと最悪だなとも思った。