カナブンと私

いつぶりだろうか、カルピスを飲む。
乳酸菌がどうしたこうしたと書いてある。
ぐぅとうなるような甘さだが、
この乳酸菌のおかげかのどをぐいぐい通りこむ。
うまいものだ。
夏に飲むカルピスは格別うまいのを思い出したが
よく見ると森永コーラスウォーターと書いてある。
しまった。


しまっている。
おれは相変わらずしまっている。
一昨日もズボンにカナブンが張りついているのが他の人にばれ、
あやうく大北がカナブンを出現させたとワッと沸きかけ、
しまったなあという思いだった。
大北が出したカナブンきれい、とか
大北の出したカナブンかわいそう、とか
そんなことを言われてもしまったなあという思いでしかない。
今日もくだんの風呂でのんびりしていると
外からカナブンが窓めがけてばちばち狂乱して
しまってんなあという思いだった。


残暑厳しいのは夏でなく私だが
残暑厳しい私は、
今現在クエン酸の働きというものに注目しておりまして、
冷蔵庫から梅干をひとつ取り出しては、
細い顔して食べる毎日でございます。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。


こちらは今週土曜の原稿とにらめっこしております。
動画が大変おもしろいので
ひとつ提案ではございますが
楽しみにするというのはいかがでしょうか。