豪徳寺〜経堂〜千歳烏山を古道沿いに歴史巡り。
たまには休日に、と思ったのだが
連休中日の住宅街は異様な静けさ。
家にいるよりも孤独。


その土地のものを食べたいと思う。
そろそろ腹が減ったな、と思ったときに
目の前にある富士そばの「カツ丼」の文字が光っていても
無闇に食べたりしてはならない。


食べるべきではなかったのだ。


環八の歩道橋から見る廻沢ガスタンクが良かった。
ガスタンクを挟んだ2つの道がより立体感を煽る。


富士そばのカツ丼についてくるスープという名のおすまし。


道中秋祭りを2つ見た。
郊外の高層マンションにお神楽が反響し、
どこから聞こえているのか分からなかった。
その土地土地の祭り前があるわけだ。


おすましと呼ぶにはしょう油の匂いと酸味が立ちすぎる。


芦花公園を横目に京王線へとたどり着く。
徳富蘆花は「東京が押し寄せてくる」と言った。
千歳烏山の高層マンションの前を祭り半纏の親子が自転車で通る。


カツ丼を食べるべきではなかったのだ。


いや、カツ丼を食べたことはよしとしよう。
これからはポジティブシンキングだ。


ブロガーの批評家精神が気になる。
今やブロガー総「あれ?何であの人まだいんの?」のOBさん時代だ。


OBさんたちにはこれほどの人生の先輩が
ブログとはこういったものだ、を実践している姿勢を見習ってほしい。
梨元勝ブログ「ブログで恐縮です!」


idがnassyであったり絵文字を入れまくったりするこの軽さでいながら
恐縮しているという倒錯した姿勢にも学ぶべきことは多い。