昨日飲んでいるときに
かつてUFOを棒にくくりつけ一心不乱に振り回した後
話し方教室にさっそうと向かった女、
しもじから飲まないかと電話があった。
ありがたいが先客があるのだ、と断りを入れて
ああ、そうそう、
おまえの日記に書いてあるオタク話あれおれ全然あかんわ、
と言い残して電話をきった。


その後先客は急な用件が入り、
10時くらいに放り出されて飲み足らず、
もし渋谷あたりで飲んでいるならばとしもじに電話を入れても出ず、
残された酒の余熱でDVDを借りて帰った。
家に帰るとしもじから電話があり、
そういえばオタク話があかんとかひどいことを言ってしまった、
しもじの良いところは南方から来たのにどっぷりオタクでダークサイド、
そんなギャップにあるのだ、と反省をすぐすませ
まず、謝ろう、
と心に決めて電話に出るも、
もひもひ、
と聞こえたべろんべろんの第一声に腹が立ち、
ああさっきの電話は何でもない、と言い残して電話を切った。


そしてそのとき後ろで流れていたDVDが『立つ動物物語』だったのだ。
前門に虎(ひどく酔っ払った人の電話)、
後門に狼(風太くんが立った!)。
一人背水の陣内閣を結成してシュクシュクと仕事を進める。
そのさまを見て古館は「今こそキチッとした対応を」と言った夜。


その夜が明けたら次の夜が来て
行きたかった夜のイベントは連れ合いからの連絡がなく行けず、
もう一つ予定していたとあるビデオ鑑賞会に行ってきた。
半分も埋まらぬ客席だったが、
ステージではビシバシステムが一時的に再結成されたり
ゲストに村松利史が出てきたりするなかなかお得なもので
こういった人たちは三木映画関連で知ったなあと思っていると
「そういえば今日、関係者席に三木さんが来てますよ」
急にドキドキした。
帰り道、たまたま三木さんが前を歩いていた。
お母さん、おれ東京に出てきたらすぐそこに三木さんがいました、
と今までの上京生活を全て無かったことにした。
連れ合いからの連絡は未だなく、
もう少し待ってみるか、と終電近くになる未練がましさよ。
そしてそれをブログに書いている寂しさよ。


テレビでものすごい小さい寿司(米一粒程度)を出す店の話がやっていて
どうしてこんなこと始めたんですか?という質問に
「モテたくて…」と大将が答えていて可笑しかった。
バンドにしても何にしても動機はモテたくてでいいよなあ、ほんと。


したいやりたい!が明日で終わるので明日もう少し書いて終わりにする。
歴史巡りは腰が抜けるほど地味だったがとても楽しかった。