シューティングゲームの達人が大集合するイベントに行ってきた。
開場後、達人の一人が練習がてらものすごい技術を披露している。
ゲーム機がもう一台空いていた。
しれっとおれがやる。


今日は達人の妙技が見れる!とお台場までやってきたお客さん。
スクリーン映し出されるおれの飛行機、よれよれ。
そのときのお客さんの気持ちを言うなら
ガーン。とか
ビーン。という古典的な擬態語をあててあげたい。
あげたい、とか言ってるけどおれのせいなんだけどな。


しかしなんという背徳のゲーム体験。
ものすごいどきどきした。
うまいことやらなあな、と責任感もわいた。
責任を果たしたところで飛行機はよれよれ。


よれよれ飛行機でもそれなりに飛んだ。
もしくはよく飛んだと思う。
後に聞くところによると初心者から上級者まで受け入れるいいゲームだそうだ。


終演後佐野くんのとこに行ってカラオケで録音。
同じ靴を履いていたのでサイズなどについて話し込む。


日に日に焦燥感が募る。
そんな焦りとは裏腹に暖かい一日に春を感じて
なんだかものすごい浮かれたくなった。


焦りと浮かれ。
へっへ、へっへ、と犬のような気持ちでいる。