早起きして撮影の同行に。
フリーマーケットを撮る。
これぞさいたまというものにふれた気がする。
ラジオ録って帰る。


帰る途中は1kmの何もない一本道。
唯一あった住宅展示場ではもちつきをしていた。
通りがかると
学生さん?おもち食べてってよ、とごちそうになった。
奥でおろしであえたおもちを食べる。
きなこ。
こちらもうまい。
もちはえらい。
もち食った手前、なんとはなしに住宅の建材を見ていた。
うむ、四角くてシャッとしとるな、
などと適当な思いでいたら
社員さんが興味あります?と聞いてくる。
おもちにしかないです、と答えると
ですよねー!と共感される。


暇そうなサラリーマンがふっとあきらめた感じになる一瞬が
もうれつにぐっとくる。


途中、代々木公園でフリーパーティーを見る。
日曜の原宿駅は人が多くておどろいた。
出てすぐにゴスロリの人たちがいる。
先には竹の子族リバイバルの人たちがいる。
みんな変態だ。


公園の花見客が多い。
耳に入る声にはだく音がぜったい入っていて汚い。
あちこちで大きな音が聞こえる。
マイクを使って盛り上がっているなというところにふらふら寄ってったら
巨大なブルーシートの上で一大沖縄集会のようなものが催されていて
盛り上がっていた正体はくじ引き大会だった。


商品はサーターアンダギーです。
客ワー。
つづいての商品はサーターアンダギーです。
客ワーワー。
このドーナッツ好きッ。と舌打ちする。


とはいえそこでオリオンビールを配っていたので
それ売ってますか?と聞くと
一人一本ですよー、とくれた。
薄味でうまい。
どうもありがとう。


うすく酔ってくるとフリーパーティーを発見。
暖かく桜と新緑が混じった夕暮れで
踊ってる人たちを見るとうるっとくる。


一緒に行った友人とお茶を飲んで帰る。


電車の中で中原昌也作業日誌を読む。
いい映画はないかとネタ探しのために読み始めるも
意外に共感できる日々を送っていて泣いてしまう。


家でラジオを編集。
どうやっても15分にならないので謝って30分に。
また今度ちゃんと謝ろう。
そんなことを考えながらやると明るい話なのに暗い気分に。
今日の幸せ気分がかげる。


クノールでうどん煮る。
このすばらしい日本語はなななんキリコという人の漫画で初めて知った。
もちろんうまいもんでもない。
漫画内では青くさい女子高生が食っていたため
いつもなんとなくそんな気分になる。
おれには関係ないのに。


寝て起きる。
さあどうしようかというのが今日はまだある。