明日はへんナイトというイベントですが
さぼってシティボーイズの舞台を見に行きます。


ということで昔の公演のDVDを見ている。


仲人のきたろうの家にいとうせいこうが挨拶に行く。
家に黒い砂山のようなものがある。
これ…なんですか?と聞くと
ピアノの粉末。
という答えがかえってくる。


なんてすばらしいんだろう。とぽんわりする。


おそろしいのはこれだけ辛そうなギャグにも関わらず
会場はどかんと笑いに包まれることで。


むかし関西で千原兄弟が一時代を築いてたころ
ものすごいえらそうだったジュニアがシティボーイズの舞台を観て
なんであんなとこで笑うんか信じられへん、と
一種の宗教のよう、
という言葉を使ったかはどうか忘れたけれど
まあ感じの悪い発言をしていたのを思い出した。


でもそれもそうかもしれないなあ、と
ピアノの粉末を見てて思った。
三木聡シティボーイズがずっと畑を耕しつづけて
お客さんが成熟しまくってたんだろうなあ、と思う。


去年、一昨年の感じからいうと
最近はそこまでの感じは受けないので
三木→細川でいったん血は入れ替えられたのだろう。


三木時代のピークは『丈夫な足場』あたりではないだろうか。
ふとん祭り対岩祭りのころ。
で、最後の『ウルトラシオシオハイミナール』のころになると
もうぎりぎりに煮詰まってるんだけど
困ったことにこれが一番好きかもしれなくて。


結局なんでもいいのか、となって結論は出ないのだけども
畑を耕すとおもしろいことができるぞ、というのは
ちょっと身にしみて思ったりする。


サイトを今閉じてるのでなんとかしないとなと思った。


(しかしその前に明日の原稿を…)