ラーメン屋においてあった包丁人味平という漫画を読んでると
カレー対決に負けた味平が、
どうして向こうのブラックカレーはあんなに中毒性があるんだろう?
と悩んだ結果、
最終的に「麻薬が入ってるから」という結論になって
驚くべきは「実際にそう」という結果であって
そらああんたびっくらこいた。
冗談じゃないよ、というのはこういうとき使うんだろう。


石川ん家に行くまでの電車が長いのでブックオフに寄って
また司馬遼の忍者本に手をつけてしまった。
伊賀者が河内国弓削村に未来の忍者すべく子を買いに行くので
子ぉとり、子ぉとり、という歌が今でも残っている…とかなんとか。
弓削村は今の八尾市の弓削で、
そういえば「子とりが来んで!」という怒られ方は母からよくされたが
この子とりというのは一般的なのだろうか。


などと考えていると実家の庭に生えてある苔のことを思い出した。
ひいじいさんが作った庭だと聞いて
なるほどさすがブラシ屋やってたひいじいさんは金持ちだったんだなあと
思っていたのだが
先日じいさんが死んだ際に叔父さんから聞かされたことには
あの苔はひいじいさんが京都のお寺から
少しずつ少しずつパチってきたものなんだそうだ。
叔父さんはケケケと笑っていたが
少しずつパチるという行為を想像すれば
なるほどなんだかユーモラスで愛着もわいてきた。


しかしご先祖さまというのは知れば知るほどろくなことがない。


スライド作り。
くだらねーなオイ!(時効警察の又来さん風に)