最近また好物が変わって朝食!が好物になった。


あんまりにも朝食が好きすぎて朝、朝食食べて昼にも朝食食ったりする。
さっきも晩飯あんまり食わなかったなと思って朝食食った。


パンとか卵とかヨーグルトとかバナナとかハムとかベーコンとか、
重たい胃にもすっと入るやさしい味、プレーンな感じもいいのだが
とにかく朝!という感じがして最高。


どんなさわやかな生活送ってるんだろう!とか
目をきらきらさせながらこれを読んでる女子高生は憧れを抱くかもしれないが
(純喫茶ハワイは女子高生向けに書かれてるのだ)
未だに部屋片付けないブーム続行中なのでどろんどろんである。
沼のようである。


そんな沼の中で四六時中朝食を食っているのだ。
さすがに自分でも食っててわけがわからなくなるのが困りものだ。


ツタヤにDVDを返してまた借りる。
『長江哀歌』という中国映画がすばらしかった。
中国の三峡ダムに生きる人々を描いた社会派のしっかりしたいい映画なのだが
合間合間に入るユーモアがすばらしい。


山西省から2年も音信不通の夫を探してやってきた女、
ところが探しても見つからず途方に暮れている、
そんな折背景にあるビルがロケットになって空を飛ぶ。
次のシーンではまた夫探しをしている。


見てるこっちはうわー!とひっくり返りそうになって
特典のインタビュー見たら
「あれはあの地域の発展が早すぎて不調和になってるものを表現している」
というのだが、
どうにも「おもしろいから」であるような気がしてならない。


だって別の男が女房探してうんうん言ってるときに
隣の机に三国志の三人(三国志の舞台になった土地だから!)が
京劇の格好でいたりする。


きわめつけは女房探しの男がついに見つけて二人が始めて対話するところ。
今の暮らしはどうだ?とか、娘はどこにいるんだ?とか
とても濃密な時間が流れてるのだが
机の上にある水筒がでかいのだ。


クライマックスなのに水筒がでかい。
これはやっぱり確信犯だろう、と脱帽し拍手を。