すっかり無印良品で買ったものを賛辞するブログになっているが
つづいて座椅子用のホットカーペットを買った。(こちらは電気メーカーのもの)
なぜかピリピリと電気刺激がくる、しかしぬくい、という痛し痒しの製品だった。
ちょっと思ったがいとしこいしの製品だったらよかったのではないか。


「君のところのマウンテンゴリラ…いや、」
「なんや」
「ちゃうかった、君のところのマントヒヒ…ちゃうな」
「なんやねんな」
「そうや、君んところのホットカーペットな」
「人んちのホットカーペットつかまえて何がマウンテンゴリラやねんな」


そんな夢路いとし喜味こいしな製品。


予定してたスケジュールがポッと空いて時間がポッとできた喜びを
どうしたものかと悩んだあげく甘いものを食べることにぶつけることにした。
マクドナルドのマックフルーリーという
アイスとクッキーをがしゃがしゃかき混ぜるデザートを買いに行った。


対応してくれた高校生くらいのバイトの男の子は先輩の女性に作ってくれという。
なんでよ、あなたがやりなさいよ、と言われると
「いや、前にこの機械で(フルーリーを作ろうと)
 ガシャガシャやったら爆発したんすよ」という。


爆発するのか。
一体どんなものを食べさせられるのか、どんな。
という思いと、高校生は大げさな表現が好きだなあという思い。


しかし明らかに腰の引けた体勢で男の子は機械でガシャガシャし、
ガシャり終えたあとの「…よし。」という小さなガッツポーズを見たとき。
これは本当に爆発したのかもしれないな、と思った。


イスラエルガザ地区
どうしたら世の中から戦争がなくなるのだろうか。


バニラアイスとイチゴショートケーキをガシャガシャやったそれは
男の子の努力の成果かガシャられすぎてて
一体何を食ってるのかわからぬほど流動食でもややんとした気分にさせられた。


でも爆発しなかったんだ、君は上達したんだね、よかったね。
と、時間ができた余裕があったので観音様の心地でいた。