誕生日だが初対面の人ばかりの仕事に。
言い出せず。


ロケバスを使うような現場だったのだが
ああいうものは終わるころに一体感があるものだ。(時代劇を思い出した)


帰っていくロケバスに乗り込んだ組に
残った者たちが手を振る。
乗り込んだ者も手を振り返す。


じゃあねー!バイバーイ!おつかれさまー!またねー!
また会うこともないかもしれない、だからこそ今日の一体感を大切にしたい。
そんな思いでいたのかみんな大きく手を振っていた。


バスが曲がって背を向けていく。これでお別れだ。


感動的な場面も終わりに近づき、バスが見せたおしりにあるナンバーが、「・・…」
ほう、てん、てん、ナンバーか、苦労して手に入れたんだろうか…
「・・…69」
むむ!シックスナイン!
うわー!おもしろいわー!と思って振り返ると誰も笑っていなかった。


そういえばもちろんおれはなじめずにいた。


http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e88943682
出品理由が「記憶喪失状態になったので」というすごいもの。
物もよくわからない。