クリスマスと思い出

ハロー、クリスマス(ここ表題のクリスマス部分)。


この前こんな記事を書きました。
デイリーポータルZ:「赤ちゃんを爆笑させる方法」を大人でためす
この中で僕が赤ん坊相手に開発したギャグとして
アゴを見せながらちかづいていく」というのを紹介した。


昨日はデイリーポータルZのイベントで、
おもしろ征夷大将軍こと小野法師丸さんにこの記事おもしろかったよと褒めていただいた。
特にこのアゴのギャグがいい、僕も妻にやってみた、
と小野さんは言っていて
うむむ、さすがおもしろ独眼竜政宗、と唸った。


僕もこのアゴのギャグが好きだ。
これって実際にやってみると言語化できない何かが漂うんだ。
や、ちがうな。
言語化したところでどうしようもねえなというカスみたいな行為だからぐっとくるのだ。


そういえばかつてこんなことがあった。


僕が中学生だったころ、トイレに入ると友人がいたので並んで小便をしていた。
ロンゲで顔の見えないその友人に気づいてもらいたかったのか
小便器の上にあるそいつの財布か何かに
フーッ、フーッ、と一生懸命息を吹きかけるというようなことをやっていた。


でもそれはあくまでも「の・ようなもの」であって、なんとも言語化できないのだ。


そのへんな行為に気づいた友人はこっちを振り向いて、
振り向いたら振り向いたでその友人は友人でなくて、
ロンゲの別人、それも一学年上のあいつはキレたら手に負えねえ的な怖い先輩で、
ああ、今、思い出しても冷や汗が出ます。
一瞬で戦闘モードにスイッチ入ったその先輩が言い放った「何してんねんコラ。」


何してんねんコラ!?
「そういや…これって何してるんだろう?」
考えたんだけど、答えが出ない。


あれも言語化できない何かだったなあ、と思い出した(以上、思い出)。
その後は謝って一発はたかれただけで済んだ。