断酒日記九日目

本当になんで飲まないのか意味が分からない。断酒する必要など何もないのではないかと憤る。

憤ってはいたが、今日は特に飲む意味がなかったので飲まなかった。だが週末の私はどうだろう。どうなるのだ。わからない。ひょっとしたら、ややもすると、週末私はどうかしてしまうかもしれない。


どうかしてしまうかもしれない。


九日目……飲まず(飲まないことにキレる)


飯食って風呂入ってすぐ寝て四時前に起きた。朝四時起きですべてが好転するという本のタイトルがあった気がするが、軽く寝違えただけだった。


台風一過の朝は朝露の下りた旅館の朝のような匂いがしていた。朝日が出ると一面金色になった。台風のあとは朝日や夕日でよく金色になっている気がする。