あからさまな地方色というものに興味があります。
東京では「とりあえず生ビール!」と居酒屋で言うような感覚で
「とりあえずホッケ!」と北海道で
「とりあえずリンゴ!」と青森で
「とりあえずしょっつる!」と秋田で…
と、日本全国の「居酒屋とりあえず」を想像しては
クック、クック、と笑っております。


見た目にカメラがいかつくなって愛着もぐっとわいたのですが
外での撮影はやはり大変めだちます。
大きな公園でぎりぎりです。
(ぎりぎり「ああこの人は趣味でやってんだな」という範囲内です)
小さな公演ではアウトです。
趣味は趣味でも一発で犯罪の匂いがしてしまいます。
いや、大きな公園でもアウトかもしれなくて
夕方大きな眼帯をしたおじいちゃんに
「余計なお世話かもしれないけれど…」と声をかけられて
しばらく話し込んだんですが、
・カメラの学生さん的にはこれを仕事にするという夢があるのか
・芸術を仕事にすることの大変さを分かっているのか、カメラの学生さんよ
風呂屋の看板描きなど私の知ってる人でもほとんど食えないんだよ
・あんたの顔には苦労がない
ということで
はあ、はあ、とわりといいこと言われないなあ、と
犬のようにうなだれておりました。
(あとおれはカメラの学生さんじゃないです)


にしても苦労してないのはバレるのか。
おじいちゃんは偉大です。