野茂

家の前で一人にやにやしながらぶつくさ喋ってるおっさんがいて、
青いトレーナーに背番号、そしてNOMOという選手名が入っていた。
野茂は今頃どうしてるのかと案じていたのに、こんなところにいたのか。
安心だ。


そういえば蛍光灯を2年ばかり換えていないが、けっこうもつものだなあと思う。
ということは取替えの際は2年やそれ以上に一度のイベントとなるわけで、
もっと盛大に祝ったほうがいいのではないかという気さえしてきた。
鼻ヒゲめがねにクラッカー。三角帽。
自分のもつ盛大にというイメージはとても貧困だと思う。


蛍光灯がプツリプツリとしてきたら
クラッカーを鳴らし
速やかに新しい蛍光灯に取り替える。
一連の動作を無言で行えばとても独り暮らしらしいイベントができあがるのではないか。


どうやら来年の3月に近くの公園でレゲエのpartyが行われるらしいのだが
昨年の様子の写真がアップされていて、話題の女性レゲエダンサーの姿が。
話題の、とか言ってみたが多分そろそろおじさん辺りが気づき始めたくらいの
いい話題加減だと思うんだ。
というのも、昨日行ったレンタルビデオ店にて実用ビデオの棚に
レゲエダンス!みたいな直球タイトルのソフトがシリーズ1〜8くらいまで
ずららと並んでいて、他はカヌーとかフットサルとかさ、ほとんど1本なんだけど、
とにかくずらっと並んでいてお前の実用は違う実用だろうという疑念が拭えなかった。
ということで来ます!やつらが!
おケツぷりぷりの悪魔達が来ます!
これはぜひ見に行きたいとも思うのだが、レゲエってすごい恥ずかしい。
フェスなど色んなジャンルが横並びのイベントでたまに見かける程度なんだけど
喋る人、これがDJっていうのね、(DJっぽい人はセレクター?だっけ?)、
がとにかくくさい。
「今まで苦しいときに女の子に助けられたことがあるやつ、手ぇ上げろ!」とか
「信頼できる仲間と今日さわぎたいやつ、手ぇ上げろ!」とか
くさいこと言って同意させる、
これが恥ずかしいにも程がある。
くさいだけでも恥ずかしいのに
手を挙げさせるという行為が
「今日ドッジしたいひと、手ぇあ〜げて!」「はぁ〜い」
という幼い頃の思い出を喚起させて二重に恥ずかしい。
そういえばレゲエダンサーも生で見たら恥ずかしいよな、多分。
送り手、受け手、
ともに恥ずかしい恥ずかしいと思いながら恥ずかしさを楽しむという文化、
そんな風に発展していけば(実際そうなってんじゃないのかなあ)
いいのではないかと思うが、
これジェイムズ・クリフォードとか言ってそうな話だなあ。


しかしこういうところはROMZとかで来る人はしっかりしてたように思う。
「今日ハローワーク行ってきた人!」とか「みんな働こうね!」とかそんな煽り方で、
こういうなんのほうがいいやねえ。