やらなければ

ワンダーフォーゲル部に語感で入部した人間はどれくらいいるのか。
ひょっとしたら8割方そうなのかもしれない。


なんせワンダーフォーである。


やらなければいけないことがガンガン貯まっているのですが、
申し訳ないですけど近所のゲオで80円セールに出くわしてしまいまして、
気づいたら9本借りてきてました。
(来月からまた始まるおもしろコラム20本勝負が怖くてたまらん)


○観たもののメモ
『豚と軍艦』
今村昌平初めて観た。
長門裕幸は昔からあんな顔。
ふざけてまねしたくなる芝居。
彼女がアメ公の娼婦になるかどうか長門カップルが喧嘩しているのだけど
長門の捨て台詞が「…インターナショナル!!」だったのに吃驚した。
そんなのあるか。
軍艦マーチのような音楽が最高。
時代背景を知る際に一番インパクトがあるのは食文化。
パインの缶詰を大事に二人で分ける場面とか。
豚を一斉に放つシーンがあるのだが、
実際に観たらけっこう豚はのそのそ動く。
明日のジョーのあれはどうもうそくさい。
かなり良い映画。


ゲッタウェイ』ペキンパーのやつ
冒頭10分で既視感に襲われ、早送りすると、観たわこれ。
メガネにテンガロン、ヒゲのキャラがかっちょいい。
映像、音がスタイリッシュ。
バシバシ決まっていちいち絵になる。
こういうのが今一番かっちょいいのではないか。


ショーン・オブ・ザ・デッド
コメディ映画として良い出来。
ゾンビもののルールも忠実に守っていて良い映画。


『なんとかクロス』タイトル忘れた、デ・パルマとトラボルタのやつ。
けれんみたっぷりの映像がよかった。
意味なく画面ぐるぐる回されたり、
酔うやないか、っていう無駄さがよかった。
女のドジぶりがコントみたいでイライラしたり笑ったり。
映画の音響効果スタッフが主人公の映画。
観終わった後に
映画の音っていうのは実はこんなに大変な思いをしてるんだよ、
っていう冗談にもとれる話。


全部おもしろく観れたがどれもお薦めしない。
個人的なものだ。