おもしれーサイトはねーかなー、と
うろうろインターネットをしていて
例えばゴムみたいな声の人っていないんだろうか?と
軽い気持ちで「ゴム声」と検索したら出てきて驚いた。
けれども、それは、2chだかニコニコ動画だかで人気の
ゴムさんという人のハイオクターブ声のことらしくて
思ってたのとはちがうなあ、と
いや何を求めていたのかは自分でもよくわかんないんだが、
まあゴムさんの声ねー、
と、そのサイトにはゴムさんが歌ったyoutubeの動画が載っていて、
ちろちろ見ていたんだけど、
1.声の高いゴムさんがキーの高い女性の歌(ゲーム主題歌?)を歌う
2.声の高いゴムさんが、サイトにいる人たちが作ったロックマン主題歌を歌う
(昔流行ったファミコンゲームのメロディにあるあるネタの歌詞をつけたもの)
という動画があって
まだあるなーと思ったら
3.声の高いゴムさんが、サイトにいる人たちが作ったロックマン主題歌を歌っているものを
(昔流行ったファミコンゲームのメロディにあるあるネタの歌詞をつけたもの)
逆再生にしてそこにこんな風に聞こえるよねっていうソラミミ歌詞字幕をつけたもの
っていう書いててわけがわかんなくなる動画があって
日本のインターネットはえらい地点にきてるなー、と度肝を抜かれた。


なぜに声の高い人、なぜにロックマン、なぜにあるあるネタ、なぜに逆再生などなど
クローズドの成員の中でパスを回しすぎると外から見てほんとにわかんなくなるのな。
いやー、現象自体は傍目に見てても興味深いんだが
サイト内パロディっていうのはやっちゃダメなんだなって反面教師の一面も。
でもそのやっちゃダメのたががとれてんのがクローズドだからいいのか。
あー、でもあれな、人類学者が行くようななんとか族の謎の風習みたいなのな。
近親相姦の禁忌だとか、そういう要素が見えなくなってるのはそれな。
細分化の先に待ってるのは民族化から部族化、
ネットにおいてはグローバリゼーションの逆を行ってるってのはおもしろいな。


長回しのシーンが驚異的、画期的な映像技術、とかそんな前評判にだまされて
はー、ちょっとずつ見よー、と借りてきて、
そんなん映画なんやねんからちょっとずつ見るなんか無理に決まってるやん!
アホ!とばかりに一気に見てしまって
長回しなんてマニアックなことはどーでもよくなるくらい
素晴らしい赤ちゃん賛歌映画!
かわいい赤ちゃんに「かわいいんだよぅ…」と言ってみたり
かわいい赤ちゃんが十戒のように海を割るシーンは最高!
赤ちゃん泥棒 [DVD]

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に対するイギリスからのベストアンサーなんではないでしょうか!