デコメール
Docomoの携帯には最近デコメールなる機能があって
やんややんやと飾り立てたメールを送れるそうな
通称デコメだとよ。
デコトラやデコチャリがもてはやされる世の中ならば
第三の新人、デコメ、
それも仕方ないとあきらめなるべくなら避けて通りたい道だけれど
昨今の番号ポータビリティに引っかかったカリヤ君がデコメを送ってきた。
ところであれ番号ポータビリティって必ずしも変えなくてもいいんすよね?
電車の中でOLが
携帯変えた?/まだなの〜/早くしなきゃ、私もう予約したよ
というやりとりをしててびっくりしたんだが。
高城剛じゃないんだから。
いや、それでデコメなんだけど古いDocomoを使っている俺は見れなくて
「何時でもどうぞ。どうせ明日は何もないので。☆デコメールあり☆リンク」
という文面でリンクをクリックしてみたのだが
「何時でもどうぞ。どうせ明日は何もないので。」
というネガティヴな文面が黒字の大きいフォントで表されているだけで、
これはちょっとデコ加減がわからんぞ、
と思いカリヤ君に「デコメール見れないんだよ」と返送したら
「あーすんません。何時でもどうぞ。どうせ明日は何もないので。でした。」
と都合3回もカリヤ君が明日何もないというネガティヴテクストを味わい、
カリヤ君に2回も明日何もないという独白をさせてしまい、
結局のところ
カリヤ君があのテクストをどういうデコ加減で飾り立てたのかは分からず、
しようがないので明日会って
一体お前はどういう領分でデコったのか
ということを確認したいと思う。
あ、確認し隊と書いたほうがかっこいいか。
ということを確認し隊と思う。
そうまでしてデコりたい方にはこちらがおすすめ
つるピカハゲ丸ベストセレクション 上 てんとう虫コミックスライブラリー版
のむらしんぼ先生はほんとすごい人だ
この「○○先生はほんとすごい人だ」には由来があって
友人のそんち君が地元大阪で高校生の時分に見た人がそれなんだけど
(そんち君も1980年生まれです)
町のしがないレコード店におにゃんこクラブのCDを買いに来た人がいて、
店員が
あー、すいません、今それないんですよー、
と言い渡したところ
「秋元康先生はほんとすごい人だー」と言い残し帰っていったらしい。
それを教えてもらってからこのフレーズが好きで隙あらば使っている。
撮影用にTシャツを100円ショップで購入。
薄すぎておもしろい。
光に透かせば向こうがよく見える。
新鮮なイカのようだ。
5枚重ねたら普通のTシャツになったりするのだろうか。
をDVDで見直しました。
映画館で観た人、DVDでもまだまだ笑えます。
ものすごいペースでコネタが詰まっております。
「地引網って遊び!?仕事!?どっちなんだよ!」って
そういえばこれと似たような話してたなあ
すっかり忘れていたものの脳裏にこびりついていたのか。
あと、これ出てる人が地味にいい仕事しすぎてる。
岩松了がでかすぎるうんちでトイレ詰まらせたときの申し訳ない演技がすごい。
三木監督DVDコメンタリー付いてます。
ひょうひょうとした役者さんが減ったという話について
戦後生まれはひょうひょうとした役者さんが多くいた、
戦争という悲惨な体験があったからひょうひょうととぼけることで
悲惨さを回避してた人が多かったんじゃないか、
今平和だからとぼける必要がない、と説明づけてる人がいたらしい。
おもしろいです。
テレビ見てて神田うのがいかにかっこいいかという番組で
神田うのはデザイナーとしてNYコレに出るため
外国人演出家とも英語でやりとりしている…
というくだりがどうにもやりとりしてなさそうでおかしいなと思ったら
コレクション前に現地のモデルを集めて気合を入れようというところで
「じゃあ、まあ、みんな、楽しんで」
って弱気に日本語で言っててなんか可愛そうになった。
がんばれうのさん、いいじゃないか。
英語は話せたほうがかっこわるいぞ。
けっこうほんとにそう思ってる。
時代の主役がコギャルからヨン様好きのおば様、で今はオタクさん。
これって「モノを売りやすい人」ってことなんだなあと今気付いた。
方法論でモノ作って確実に当てられるところに
色んな企業がスポット当てて持ち上げて持ち上げて
「どうせお前らこんなん作ったら喜ぶんだろ」に対して
ほんとに喜んじゃうところが時代の主役。
なのかなあ。
と、しみじみ言ってみたら糸井重里っぽくない?