ごわごわを礼賛したい。


ごわごわといえば吉田戦車のマンガで
宇宙人が地球の牛をさわりに来て
地球の牛はごわごわしててたまんねっす!と言ってたのを思い出す。


今日は生活を多くした。
洗濯後乾燥機に入れてやっぱりごわごわはいいなと思う。
分厚いネルや綿のシャツの繊維が詰まってごわごわして出てくると
あ…ごわごわ。
と心にごわごわの火を灯してしまう。


いや、一昔前のおれは違った。
ガーゼ、好きだった。
ふんわりやわらか、たまらなかった。
だがそんなものはお子様感覚だったと言える。
柔軟材にファックと言いたいおれがいる。


昨日、赤ちゃんの夢を見た。
大阪に帰った際に赤ちゃんに会ったからだ。
同じバンドにいた高橋とさやちゃんに赤ちゃんができて
これも同じだった増田の一周忌で初めて見せてもらった。
これがまあ、かわいかった。


増田をしのぶ会では増田記念写真スライド上映会があった。
そこに「スト〜ンサ〜クル」と描かれた
青森の環状列石のお土産Tシャツを着てる増田がいた。
あの変なTシャツはなんだ!?とみんながざわざわした。
あれ実はおれのなんだ、と言えなかった。


脱線ついでの言えなかったついでにもう一つ。
先日梅田さんがラジオでも
(今日アップ分がおれのを預けたまま午後11時になっても未アップでショック!)
ふれていたが、シャンプーとリンスの減りの違いが気になりませんか?と
会議で話題にされていた。
全然そんなの気にならない、とその場で言っておいたのだが
実はおれは石鹸しか使ってないことを言えなかった。


石鹸といえば赤ちゃんの頭頂部からも石鹸のような
ミルクのようないい匂いがした。
おしりさわらせて〜!とIKKOさんのような気持ちで
さわらせてもらったらごわごわだった。
うわ、ごわごわ。
おけつごわごわやなあ。
と驚いていると
大北、それはおむつやわ。
と赤ちゃんのパパが一言。


赤ちゃんのおケツがごわごわしてた。
そのときからおれはごわごわを礼賛しようと思ったのだ。