お仲間とポーランドに行ってきた。


滞在したのは首都で、首都というのはもれなく都会である。
東京に来る外国人にどこから来たの?と声をかけないように、
ぼくらもポーランド人から放っておかれて泳がされていた。


そんな状況なので声をかけられるとちょっとうれしい。
ショッピングモールのゲームショップで店員が声をかけてくれたときのこと。
どこから来た?とかそんな英語だったと思うが、
日本から、日本人だ、と言うと、ああ、日本人?みたいなリアクションで
さすがゲームショップ、ニンテンドープレイステーションの国から来たらちやほやされるな〜と思っていたら
「ホンシュー、キュウシュー、ホッカイドー」
と言う。


この人、本州、九州、北海道って言ってるよな?
そんな顔でお仲間の藤原くんを見ると、彼もおかしいなという顔をしている。
ここは「アイラブニンテンドー、マリオ、ルイージ、100機アップ!」とか言うだろうと思ってるところに
「ホンシュー、キュウシュー、ホッカイドー」ともう一度言っている。


ああ、そうね、みたいな薄笑いを浮かべると
120ミリオンのピープルがいるよね(ポーランドの人は英語が苦手)と言ってくる。
んん?という顔をしてると、
120ミリオンじゃないかもしれないけど、それくらいだよね、と言ってくる。
わかった、人口だ。


これ地図帳だ。
地図帳に乗ってる知識だ。
この人、ゲームファンかとおもいきや、ただの地理好きだ。


タモリ倶楽部ポーランドでやれば一定層の支持が得られるのだろう。
ぼくはわりとどうでもいい派です。