飲んでないのでお茶でもしましょうよと人を誘うのは気恥ずかしい。何を企んでいるんだろうなって匂い。ツボでも売ってみるかなあ。

仕事が一段落してパーっとやりたくなったときもお酒が飲めない(お酒を飲んだところでパーっとできるたちではないのだが)。とにかくパーっとやるなら何をパーっとやるのかはおいおい考えていかないといけない。パーっとお茶をやるのはもちろん選択肢の第一候補だろう。だがパーっとお茶をやってしまっては、膀胱もパンパンである。なんせ、パーっであるからして、飲んでるお茶の3割程度は口元から下にこぼれていってシャツお茶まみれなほどの勢いだ。ガブガブガブ〜で、もう膀胱もパーっといきましょう、で、おしっこチャ〜で、パーっと、ジャンジャンやっちゃってくださいやっちゃってください(誰だ!)、ジャンジャンバリバリおしっこやっちゃってください(誰だおまえは!)、としたらば。したならばズボンを取り替えるはめになるだろうが、そこもパーっとやろう。


だがここで一つの疑問が頭をもたげる。パーっとやるとはなんだろうか。


こういうことだろうか、と首をかしげながら七色のラメの入ったパンタロンを履き替えることになるだろう。いずれにせよ、早くパーっとやる問題は解決しないといけない。魚群探知機でも買ってパーっと魚群探知でもするかね。


十一日目…飲まず